宅建士試験合格方法|試験の“本質”を知って75歳の父も合格!不動産鑑定士がつくった宅建士勉強法(令和4年宅建士試験対応)

福岡の不動産鑑定士、宅建士、不動産オトンコンサルティング福岡の片江宏典です。
ここでは宅建士試験合格方法を紹介します。
転職やセカンドキャリアを検討されている方にオススメする宅建士試験の勉強法。
合格のコツ・独学勉強法・短期間合格法を超えていく本質的な勉強法です。(令和4年宅建士試験対応)
試験直前の総復習にも使えるテキストです。

目次
1.セカンドキャリアで不動産業界へ
2.独自の勉強法で不動産鑑定士試験・宅建士試験に合格
3.宅建士試験の本質
4.本学と末学
5.教材販売のご案内

1.セカンドキャリアで不動産業界へ

宅建士試験受験生の皆さまはじめまして、不動産オトンこと片江宏典と申します。

宅建士試験の合格のコツや独学での勉強法、短期間の勉強で合格できるのか、少ない勉強時間でも合格できるのか、自分の年齢でも合格できるのか等々、いろいろなブログ等で情報収集されているかと思います。

そのような方に知っていただきたい情報があります。

少しだけ私の話にお付き合いください。

私は31歳までミュージシャンをしていました。

しかし、もう少しで理想の作品が完成しそうというタイミングで当時の彼女に「普通の幸せがほしい」と言われて破局。

これをきっかけに一旦人生を考え直そうと、ミュージシャンをやめました。

セカンドキャリアをどうすればよいか考えていく中で、「幸せ」という言葉から「家族→家庭→家→不動産」という言葉を連想し、不動産業界への転身を決意。

全てを失ってどん底の精神状態の中、もうどうせならとことんやってやろうと思い立ち、不動産関連の最難関資格である不動産鑑定士となることを志しました。

それまでミュージシャンをやっていたため、不動産やその他法律に関する知識はゼロ。

それでも毎日16時間勉強しながら「独自の勉強法」を開発し、最短の1年で不動産鑑定士試験に合格。前職にて鑑定と仲介の実務を9年間にわたって経験しました。

現在私は不動産関連資格では、不動産鑑定士、宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、JSHI公認ホームインスペクター(住宅診断士)という資格を保有しています。

そしてこれらの資格を活用して独立開業し、不動産鑑定業、宅建業、不動産相続コンサル業を営んでおります。

蛇足ですが不動産相続コンサルの中で遺言書の作成サポートとしてミュージシャンとしてやりたかった「想いを伝える」ということもやれており、一周回って夢が叶ったと感じています。

まさに資格によって人生が変わったのですが、これから転職やセカンドキャリア等で宅建士試験を受験し、人生を変えようとされている皆さまに先ほども触れた「独自の勉強法」について紹介させてください。

2.独自の勉強法で不動産鑑定士試験・宅建士試験に合格

思い返すと不動産鑑定士試験の勉強を始めた当初は外国語を勉強しているような感じで、まったく頭に入ってこなかったのを覚えています。

しかも覚えないといけない内容は多岐にわたり、量も膨大。本当に途方にくれました。

理解が大切というのはどのテキストにも書かれていますが、「なぜそう決まっているのか?」という根本のところがわからないとなかなか理解できない。納得できないと覚えられない。

法律ひとつとってみても「このように決められているので覚えましょう」という感じです。

これでは到底無理だと思い、ある日私は「それぞれの論点の目的から本質にまで遡る」ということをしてみました。

「本質」と言われてもピンとこないかと思いますので、都市計画法を例に挙げてみます。

都市計画法の第一条においては、

「この法律は、都市計画の内容及びその決定手続き、都市計画制限、都市計画事業その他都市計画に関し必要な事項を定めることにより、都市の健全な発展と秩序ある整備を図り、もって国土の均衡ある発展と公共の福祉の増進に寄与することを目的とする」

と記載されています。

一言で言うと「街の役割分担をする」こととなりますが、言い換えると「好き勝手に開発や建物の建築をされたらだれも快適に住めないし、商業や工業も発展しないので困るから行政が管理したい」ということです。

これが本質なのですが、これを意識した上で各論点を勉強すると自分の中に新しい扉が開く感覚が得られました。

用途地域を決めて様々な用途制限をすることはもうすでに自然と納得できると思います。第一種低層住居専用地域から商業地域まで、こんな街をつくりたいからこんな用途制限になっているんだということが見えてきます。ここは戸建住宅のみにしたい、戸建住宅のみではなくアパートやマンションもあってもいい、人が住んだら近くにお店もいるからそんなものが混ざってもいい、ここはとことん高層店舗を集めて商業的に発展させたい等。行政目線の気持ちで用途制限を考えるとすんなり覚えることができました。

また容積率についても「その街が許容できる人間の数を決めることである」と理解できます。高層ビルを建てるとそこにたくさんの人が集まるので、様々なインフラ(交通、上下水道、電力等)の整備が必要となります。もちろんインフラ整備の予算は有限。街を歩いているとここはしっかりインフラも整備した上で高度商業地域として発展させよう、なので容積率は大きく設定しようという行政の気持ちがわかります。住宅地については、ここはある程度ゆとりをもって快適に暮らせるようにしよう、なので容積率は小さく設定しよう。インフラ整備の予算振り分けもほどほどでいいかな。といった具合です。

法律の裏ではお金・経済が動いているのだということを意識してみてください。

このような感覚をもって学んでいけばどんどん記憶に残ります。

ストーリーは記憶に残りやすいのです。

私はこの勉強法で不動産鑑定士試験に1年で合格。その直後にあった宅建士試験は準備期間が短かったものの同じ方法で勉強して合格しました。

ちなみに私の父も昨年令和3年度の宅建士試験に75歳という年齢で合格しました。

全く違う業種を定年してからかなり年月がたっており、不動産や法律の知識はゼロ、勉強自体も久しぶりというところからのスタートでした。

こつこつ勉強していましたが、やはり最初は理解が進まず苦戦していました。

しかし、私から「本質」を伝えた結果、最終的には理解と記憶の定着に役立ったと言っています。

本質を知れば試験に合格するのに年齢は関係ないのです。

父にとってもセカンドキャリアであり、私としても実の父親と仕事面でのパートナーとしてタッグを組むことができて本当にうれしく思っています。

3.宅建士試験の本質

さて、不動産鑑定士試験の勉強中、自分は何を試されているのか、この試験の本質は何なのかをずっと自問自答していました。

私の結論は「不動産鑑定士として社会の役にたてる人間であることを証明する試験である」ということでした。

すなわち「限られた時間の中でベストを尽くし、説得力のある不動産鑑定ができること」です。

不動産鑑定士は元々地価の安定のためにできた仕事です。暗記も計算も論理の展開もすべて説得力につながります。適正な不動産価格を評価して日本の不動産市場を安定させることに使命があると考えたとき、どのような勉強をすればよいのか、なにを記憶すればよいのかが自然とわかっていった気がします。

宅建士の場合はどうでしょうか?

ご存じのとおり、宅地建物取引士は元々宅地建物取引主任者という資格でした。

2014年の法改正によって現在の名称に変わったのですが、士がついて士業の仲間入りをしたと同時に、責任がより重くなった印象があります。

誰に対しての責任かということですが、これはお客様である一般消費者に対しての責任です。

様々な法律や制度が複雑に関わってくる不動産の取引に関して、専門的な知識のない一般消費者を守ること、すなわちお客様にとって一生に一回しかないかもしれない不動産取引で失敗せず、不動産との幸せなご縁を結んでもらうお手伝いをすることかと思います。

つまり宅建士試験は「お客様に安心して不動産取引をしてもらうために、不動産という大きな資産を扱うものとしての人格を磨き、お客様が納得できる説明ができるようになるための試験」というのが本質ではないでしょうか?

だまされそうとか怖いというイメージが先行する不動産業界ですが、ここに気づいた宅建士はお客様から愛され、どんどん活躍することができます。

合格の先を見据えて勉強することで合格はもう通過点でしかなくなります。

こんな宅建士をたくさん増やし、衣食住の一つで基幹産業である不動産業を支えることが日本の未来のために必要であると考え、この教材をつくりました。(ここがこの事業に対する私の本質的な考えです)

上記のように、法律や不動産取引の本質をそれぞれ深掘りしていくテキストですので、他の教材を補完するものとしてお使いください。

4.本学と末学

「本学と末学」という言葉があります。

「人間としてどう生きればよいのかを学び、そのために人格を磨くのが本学」

「生きるために役立つ術を学び、知識や技能を習得するのが末学」

です。

試験のためだけ、合格法やテクニックだけの勉強では末学のみをすることとなり、「本末転倒」となります。

そして、これは不思議なことでもなんでもなく、本学をやれば末学も自然と身につくのです。

どんな宅建士になりたいのかを自分自身に問いかけながら学ぶ、これはそんなテキストです。

「そういうことだったのか!」と納得できれば今まで丸暗記してきた内容が自分の言葉にかわってストーリーとして記憶されますので、このテキストに取り組むのが試験直前であったとしても皆さまの力になれます。

さらにおまけとして、末学の部分のテクニック、私が実際に独学で宅建士試験の勉強をした際のコツや過去問の取り組み方、市販の参考書の読み方も紹介します。

5.教材販売のご案内

「宅建士試験合格方法|試験の“本質”を知って75歳の父も合格!不動産鑑定士がつくった宅建士勉強法(令和4年宅建士試験対応)」の教材代金は5万円(税別)で、PDFデータと動画コンテンツで提供します。

皆さまが合格後に宅建士として活躍していくために役立つ内容となっておりますので、この金額とさせていただきました。

もし不合格となり、次年度以降の宅建士試験の受験を諦められる場合には全額返金いたします。

本学で人格を磨くことで、就職活動において素晴らしい不動産会社様とのご縁に繋がります。

そしてどんどんお客様のお役に立つことでしっかりと稼ぎ、このご自身への投資を回収してください。

せっかくの転職、セカンドキャリアなのでとことん楽しんでいきましょう!

皆さまの試験合格とご活躍を楽しみにしています。

発売予定日;令和4年9月15日

現在ご予約受け中です。

↓ご予約はこちらから(ご相談・お問い合わせ内容欄に「宅建士教材希望」とご記載ください、宅建士試験の試験勉強において、ここがわからないというポイントがあればあわせてご質問ください。)

ご相談フォーム | 相続対策専門の不動産鑑定士、不動産仲介|(株)不動産オトンコンサルティング福岡) (oton.jp)

あなたの宅建士試験合格を応援しています。