こども先生から学ぶ、大人への教訓
福岡市西区の不動産会社(株)不動産オトンコンサルティング福岡の片江宏典です。
最近、福岡大学で「こども先生」というユニークなイベントに参加しました。
主催者で友人でもあるハッピー尾崎さんは、普段は子どもたちに何か物事を教えることが多い大人の私たちが、逆に子どもたちから学ぶという体験を広げたいと考え、この企画を立ち上げられておられます。
私も息子と共に2回このイベントに足を運び、私たちの日常に新しい視点をもたらしてくれた経験となりました。
イベントでは、通常の教育の流れを逆転させ、子どもたちが「先生」として大人に様々なことを教えます。
最初の参加時には、大人が子どもたちに日頃の悩みを相談するセッションが設けられました。
おもしろかったのが、日常の些細な悩みを相談したお母さんに対して「大きなおならをして笑って忘れなさい」というアドバイスが飛び出し、会場は大いに笑い盛り上がりました。
また、別のアクティビティでは、みんなで自由に楽器を演奏しようという企画において、子どもたちが1台のドラムを3人で叩くという光景が見られました。
彼らが作り出したユニークなリズム・グルーヴは、一人の演奏では決して生まれ得ないもので、その発想とクリエイティビティには目を見張るものがありました。
このイベントを通じて、当たり前のように上から目線で指導するという大人の姿勢が、時にどれだけ心の距離を生んでしまうかを実感しました。
大人も子どもも同じ命を持つ存在であり、私たちは彼らの純粋な視点やアイディアから多くを学び取ることができます。
実際、日常を忘れがちな大切な価値を、子どもたちの振る舞いを通して再認識する瞬間が何度もありました。
「こども先生」の取り組みは、私たち大人にとっても、硬直した思考を柔軟にし、新たな発見へと導いてくれる貴重な機会だと感じています。
今後もこのプロジェクトを支援し、その魅力を多くの人に広めていこうと思います。
子どもたちとの対話から得られる学びを、これからの生活に活かしていきたいと考えています。
次回は6月2日に開催予定です。
不動産オトンコンサルティング福岡では、子育て世代の皆さまのお家探しをとことんサポートいたします。
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