お清めの儀式に込められた祈りと、新たな始まり

福岡市西区の不動産業者、(株)不動産オトンコンサルティング福岡の片江宏典です。

先日、福津市で大切なお客様が中古住宅を購入され、新しい生活を始める前に「お清め」の儀式を行う機会に立ち会いました。

ご家族の新しい門出を祝う、特別なひとときに私も加わることができ、とても感慨深い時間でした。

地元の神社から神主さんを招き、家全体を丁寧に清めてもらい、お供え物が整えられ、神主さんが厳かに唱える祝詞(のりと)が家中に響き渡ると、空気が一気に澄み渡ったように感じられました。

祝詞とは、神に祈りを捧げるときに用いる、独特な文体を持つ古来からの言葉です。

神主さんの声とその響きはまるで自然と調和し、静かに身体の奥深くまで染み込んでくるようでした。

この儀式を通して、家族の幸せを祈り、新しい生活が始まる瞬間に、家がただの物理的な建物ではなく、心を込めて迎える場所であることを改めて感じました。

清められたお家は、お客様ご家族にとって大切な安心の場となり、そこに祈りが込められることで、家そのものに温かさや安心感が宿るように思います。

儀式の後、お客様ご家族が新しい生活に向けて微笑み合う姿を見て、私も心が温まりました。

ご家族にとって特別な一日を一緒に過ごせたことは、私自身にとっても忘れられない経験です。

家族の絆が強まり、安心して暮らせる場所をご提供できたことに、不動産業者としてのやりがいを感じました。

このような大切な瞬間に立ち会えることに感謝しながら、これからもお客様の新たなスタートを支え、共に幸せを願っていきたいと思います。

家という空間が単なる住まい以上の意味を持つことを、改めて教えてもらえた一日でした。