伊藤野枝さんの墓石に想う、女性の力と家族の絆
福岡市西区の不動産会社、(株)不動産オトンコンサルティング福岡の片江宏典です。
2025年の元旦、今宿町にある伊藤野枝さんの墓石を訪ねて散歩に出かけました。
新しい年の始まりに地元をより深く知りたいという思いからの小さな冒険です。
Googleマップを頼りに向かったものの、墓石を見つけるのには少し手間取りました。
なかなか見つからず、かなり時間をかけて周囲を探してやっと見つけることができました。
伊藤野枝さんは、今宿出身の女性活動家であり、女性の自由と自立を訴えた先駆者です。
その信念のために多くの困難と向き合った彼女の人生を思うと、胸が熱くなりました。
また、ここには遺骨は納められていないと知り少し驚きましたが、それでも彼女の足跡が地元にこうして残されていることに意味を感じました。
当時は反政府的な活動であったことから、地元の人々からは疎まれたとも聞いています。
しかし時代が進むにつれ、彼女の訴えた自由や平等の精神が社会に浸透し、その想いが一つずつ叶えられてきたのは確かで、先駆者としての功績は素晴らしいと感じます。
普段、家系図を分析し相続コンサルを行う仕事の中で感じるのは、家庭を支えてきた女性たちの力の大きさです。
家系図を見ると、随所に女性のおかげで家が守られ、繁栄してきたことが刻まれています。
家計を守り、家族を支え、未来を育んできた女性たち。
その力がなければ、今日の家族の繁栄はなかったでしょう。
ふと、妻の顔が浮かびました。
彼女が日々仕事に邁進し、家族のために尽くしてくれている姿は、私にとっての「現在の先駆者」です。
その小さな日々の積み重ねが、私たちの家庭を支えてくれています。
墓石の前で、私は新年の誓いを立てました。
家族や地域、そして女性たちの力を大切にし、その尊さを未来に伝えていこうと思います。
私たちの生活の中で、小さな感謝を忘れずに紡いでいこうと心に誓った元旦でした。
